ネット用語で「重い」と言えば動作が「遅い」ことを意味している。使っているソフトによっては使用メモリが多く、パソコンのパワーのかなりの部分を使ってしまうことが主な原因である（例：カーソルの砂時計がいつまでも消えない現象、ブラウザを開いてもいつまでもサイトが表示されない現象、など）。インターネットを利用している場合は、トラフィック（ネット回線の混雑）による遅延により「重い」と感じる場合もあるが、最近はブロードバンド、光ファイバー回線の普及、パソコンの性能向上により「重い」と感じることは少なくなってきている。

　○ 砂時計が消えないときの対処方法（Windowsの場合）
　いつまで待ってみても砂時計が消えず、ウィンドウズを操作することができない・・・原因は様々であるが、一発で解消する方法は、タスクマネージャーを呼び出し、メモリをたくさん使っているプロセスを終了させることで解消されることが多い。

　○　砂時計を消す手順
　1. Ctrlキー＋Deleteキー＋Altキーをすべて押す（同時でなくてもよく、3つのキーをすべて押下していればよい）。
　2. Windowsのセキュリティ画面が表示されるので、タスクマネージャーをクリックする。このとき多少時間がかかる場合が多い。
　3. Windowsタスクマネージャーが表示されたら、「タスク」と「状態」の項目が表示され、現在稼動しているプログラム（アプリケーション）が表示される。
　4. 「状態」の項目で（応答なし）となっているプログラム（アプリケーション）をクリックし、「タスクの終了」をクリックする。
　5. しばらく待つと、（応答なし）となっていたプログラムが終了し、「タスク」から消える。これで砂時計の原因となっていた問題は解決される。

　○ 注意点
　この方法は、まだ通信中であったり、インストール途中などの何かの作業状態のプログラムを強制的に終了させるものです。その後のパソコンの動作を不安定にしてしまう原因ともなりかねないので、慎重に実行してください。よくわからないプログラム（アプリケーション）を無理やり止めることは期待していた結果と異なる場合があります。
　すべて自己責任での実行となるので、細心の注意を払って実行するようにしてください。不安であれば実行しないことを推奨します。

　「軽い」の反対用語。